リスク管理のためにもCFD口座は複数開設
株式投資をされている方は複数の証券会社で口座開設するのが一般ですし、FXをされている方も複数の口座を持つのが一般的。CFDをはじめる場合も複数の口座開設が基本となります。
その理由の一つは、大切な資産を全額一社に預けるのはリスク管理上望ましくないという点です。万一取引業者が破綻した場合、CFD口座のお金が全額戻らない可能性もあり、必ず資産を分散するようにしてください。
2つ目の理由としては、CFDの場合、取扱い業者によって取引時間や取扱銘柄などに違いがあることも挙げられます。たとえば、商品先物CFDをはじめようとしたら、CMC Markets Japanでは扱っていますが、ひまわり証券やDMM.com証券では取扱っていません。また、株式CFDや株価指数CFDも取扱い銘柄の種類は業者によって大きな違いがあります。取引に要するコストも銘柄ごとに違いがあるほか、オーバーナイト金利の算出方法にも違いがあり、一概にどこのCFD業者がベストとは言い切れない状況です。
このほか、マーケット情報の入手先としての意味合いも含めると、口座開設は多いほうがメリットが大きいと言えます。
複数開設するならどのCFD業者?
CFDを取扱う業者はまだ少ない状況ですが、複数のCFD口座を開設するなら、1社はGMOクリック証券とするのがおすすめです。なぜなら、GMOクリック証券は、もともと4銘柄でCFDサービスを始めたのに、その後少しずつ取扱銘柄を増やしていき、2015年3月1日現在で株価指数CFD9銘柄、商品CFD6銘柄、株式CFD72銘柄まで広げました。
CFDは普及し始めた当初、ひまわり証券やドットコモディティ株式会社など大手でも取扱っていましたが、廃業が続出。
そんな中、GMOクリック証券は最後発組にもかかわらず、事業を拡大。
一番の要因は顧客の声を聞きながら、サービスの拡充と品質の向上を目指したからにほかなりません。
ツールの使いやすさはCFDに限らず高評価で、取引コストも全般的に安い。オリコンの顧客満足度ランキングでは常に3位以内を確保し、2015年度版では総合第1位。
CFDの国内売買代金は1位を誇ります。
このことから、安心して取引できる証券会社であることは、多くの投資家が実感しているところ。
メインの取引口座として、筆頭に上がる証券会社です。
他に口座開設するのは、投資目的の違いによっての選択となります。
株式CFDをメインで取引したいならIG証券。
GMOクリック証券はFacebookやGoogle、モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックス・グループ、ボーイング、アルコア、GM、スターバックスなど誰もが知っている銘柄ばかり70銘柄以上の取り扱い。
これに対してIG証券はさらに上を行く銘柄数で、全部で7000以上の銘柄を取り扱っています。
株式CFDをトコトンやりたいなら、口座開設は必須。
ただし、銘柄数が多いだけあって取引ツールは少々煩雑なのは仕方ないところといえど、慣れるまでに時間を要するので、注意が必要です。
もう1社はDMM.com証券で、こちらは日経225やNYダウなど株価指数CFD4銘柄と、原油・金・銀の商品CFD3銘柄の7銘柄のみ。
シンプルな銘柄数ゆえに、操作性や取引画面の視認性はFXなみに抜群です。
「値動きが大きいNYダウの株価指数を売買してみたい。」など多くの銘柄を望まないなら、「シンプル イズ ベスト」で取引しやすい証券会社です。
FXにおいては世界取引高第2位に選ばれるほど取引コストが低く、知名度の高さも魅力的です。(世界第1位は前述のGMOクリック証券です。)
おすすめCFD業者はここ!
CFD売買代金国内第1位!オリコン顧客満足度第1位
海外株式CFDはFacebookやGoogleなど70銘柄以上
株価指数・商品CFDはNYダウや金など15銘柄
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